Insight 一覧へ

仕事では充実しているのに家では虚しい男が、どこにいても満たされるための自信を再駆動するには

宇谷悦子

この記事を書いた人

宇谷悦子

心理翻訳家 | 精神科医

精神科医として20年以上、多くの方の心に向き合ってきた経験から、40代以降の男性が抱える「言葉にならない違和感」に輪郭を与え、自信の再駆動を支援しています。

  • 医師免許・精神保健指定医
  • 臨床経験20年以上
  • 40代男性の自己理解・自信回復を支援
詳しいプロフィールを見る
Published 2026.06.22 こころの違和感

仕事をしている時は、いい。

頭が回っている。

判断を下し、人と話し、前に進んでいる。

充実している、と感じる。

だが、家に帰る。

静かになる。

その瞬間、虚しさが、すっと忍び込んでくる。

あなたは、こう解釈してきたかもしれない。

「仕事が、自分の生きがいなんだ」
「だから、仕事をしていない時間が物足りないだけだ」

そう思えば、つじつまは合う。

だが、本当にそうだろうか。

おかしなことに気づいているはずだ。

リラックスできるはずの環境ほど、落ち着かない。

休日。

ソファ。

何も予定のない午後。

くつろげる条件は、すべて揃っている。

それなのに、そわそわする。

早く月曜にならないか、とすら思う。

くつろぎが、なぜか居心地が悪い。

なぜか。

あなたは、本当はわかっている。

立ち止まると、考えてしまうからだ。

「俺は、何のために生きているのか」
「この先、何が残るのか」
「本当に、これでいいのか」

その問いが、静けさの中で浮かび上がってくる。

向き合うのが、辛い。

だから、動き続ける。

仕事は、ちょうどいい。

次から次へとやることがあり、考える隙を与えない。

ここで、はっきりさせる。

あなたが仕事に感じている「充実感」。

その正体の一部は、こうだ。

充実ではない。

考えないでいられる、という安堵だ。

動いている間は、虚しさを感じずに済む。

止まると、襲ってくる。

だから止まれない。

家でくつろげないのは、性分ではない。

くつろぐと、目をそむけてきた現実が、顔を出すからだ。

あなたは、無意識に、それを避けている。

では、どうすればいいのか。

もっと趣味を持て、ということではない。

家族ともっと過ごせ、でもない。

それは、また別の「動き」を増やすだけだ。

埋め合わせを増やしても、虚しさの底は埋まらない。

順番は、こうだ。

外の環境を変える前に、内側を緩める。

そわそわするその瞬間に、逃げずにいてみる。

浮かんでくる問いを、追い払わない。

「俺は、何のために生きているのか」

その問いから逃げ続けてきたから、虚しかった。

問いと一緒に、静かに座っていられたとき。

はじめて、心の中がほどけ始める。

心の中が緩まないかぎり、どこにいてもくつろげない。

逆に、心が緩めば、どこにいても満たされる。

満足は、環境からは来ない。

あなたの内側の状態から来る。

虚しかったのは、家のせいでも、休日のせいでもない。

立ち止まると会ってしまう自分から、逃げ続けてきたからだ。

心理翻訳家|精神科医 宇谷悦子

無料診断 / 約5分 / 詳細レポート付き

SPECIAL GIFT

読み終えた今、あなたの「男の自信」タイプを診断しませんか?

30問のチェックで、いまの自信の揺らぎを4つのタイプから見立てます。診断後は、あなた専用の詳細レポートも受け取れます。

  • あなたの現在地が4タイプでわかる
  • タイプ別の詳細レポートを受け取れる
  • これから整える3つのステップが見える
30問の無料診断をはじめる