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マインクラフトの面白さから学ぶこれからの仕事のあり方とは?

    
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マインクラフトの面白さから学ぶこれからの仕事のあり方とは?

皆さんは、マインクラフトという
ゲームをご存知ですか?

私も仕組みは、
よくわからないのですが、
中学生の息子が、
小学校低学年の時から始めて、
いまだに夢中なのです。

よく仕組みもわからず、
どうしておもしろいのか
疑問でしたが、
息子の様子を見ていて、
あることに気付きました。

もしかしたら、
これからの仕事やビジネスの、
あり方の参考になるかもしれません。

今日はそのことについて、
お話してみたいと思います。

ご興味があれば、
どうぞ最後まで、
お付き合いくださいませ。

戦い系のゲームはすぐ飽きる息子

わがやは、ゆるゆるの教育方針で、
小学校低学年から、
ゲームを許可していました。

私は一切ゲームはしませんが、
夫はまあまあゲーム好きだったので、
一緒に楽しみたい気持ちも、
あったのかもしれません。

だとしたら、なんという、
親都合でしょうか、、、

それでも一応、
何でもかんでもさせるわけではなく、
1つのゲームをとことんやりきって
飽きないと、次のゲームは、
買わないことにしていました。

そうすると、息子のゲームの、
好みが徐々にはっきりしてきて、
スプラトゥーンやフォートナイト、
などの戦い系はすぐに飽きていました。

流行りものの、
妖怪ウォッチもすぐに飽きましたが、
ポケモンはまあまあ長くやってました。

ゲームの面白さを深い浅いで判断している

小学校高学年になったころ、
たずねてみました。

ねえねえ、なんかさ、すぐ飽きるゲームと、長く続けているゲームとあるけど、何が違うの?

え?そんなの決まってるじゃん。浅いか、深いかだよ。

息子

え?何が浅いか深いかなの?

そんなの、よくわかんないよ。俺まだ子供だし。

息子

じゃあなんで、浅いとか、深いとかがわかるの?

さー、なんとなく。

息子

えーなんなんだろうね?その浅いとか深いとかって。

ただ、敵を倒すだけとか、あんまり、面白くないんだよね。

息子

なるほどねー。

それより、自分で色々考えられるほうがいい。

息子

そうなんだねー。

何年やっても飽きないゲームとは?

じゃあ、一番飽きなかったゲームは何?

それは、当たり前だよ。マインクラフトに決まっているんじゃん。

息子

あーあれ?

あれは、最高に深いゲームだよ。なんでもできる。

息子

そう言えば、この前は、銀河鉄道とか作ってたね。あれ、どうやって作ったの?

お父さんと、お母さんに聞いても、わかってもらえないから、自分でYouTubeで調べまくって、色々試しながら作ったんだよ。

息子

ええ?ああ、そうだったの?ごめんね、役に立てなくて。

別にいいよ。自分で調べた方が楽しいし。

息子

お、おう。

何年やっても、俺の進化とともに、その時その時で、好きな世界が作れるから、いいんだよ、あのゲームは。

息子

そう言えば、小学校低学年から始めて、いまだにやってるね。

途中違うゲームに寄り道しても、また、マインクラフトに戻ってくるんだ。

息子

相当好きなんだね。でもほどほどにね。

はーい。わかってますよ。

息子

学校の勉強より難しいマインクラフト

そして、中学校になって、
部活が忙しくなって、
さすがにゲームはしなくなると思いきや、
私が使わなくなった古いノートパソコンで、
ますますマインクラフトに、
夢中になっていきました。

ちょっとー。あなた、一体いつ、勉強してるの?マイクラばっかりやってるじゃない。

フン。俺は、こう見えて、マイクラの隙間で、ちゃんと勉強もやっているんだよ。

息子

勉強しているところ、見たことないけど。

勉強なんて、すぐ終わるよ。マイクラに比べたら、簡単なもんさ。

息子

はあ?そんなに勉強なめてたら、痛い目にあうよ。

だって、勉強は、覚えた通りに、やれば、できるけど、マイクラはそうはいかないからね。

息子

え?どういうこと?

理論はわかっても実践でうまくいかない

マイクラは、理屈がわかってても、実践してうまくいくとは限らないんだよ。

息子

はあ。

例えば、この鉄を生み出す作業なんだけど、村人や、ゾンビに、思うように動いてもらうようにするために、俺がどんだけ苦労したことか。

息子

ふーん。

YouTubeで見た通りやろうとしても、俺の世界では、うまくいったりいかなかったりするんだよ。

息子

なんか、わけわかんないなー。

でも、色々試して、やっと、最近自動無限化した。

息子

自動無限化?

仕組み作りに、じっくり取り組んだから、もう、これからは、俺が何もしなくても、勝手に鉄がどんどん生み出されていく

息子

へー。

かぼちゃと、サトウキビも、自動無限化できたぜ!すごいでしょ?

息子

す、すごいね。

あとね、スライムボールの無限化もできたよ。いやーこれは、苦労した。

息子

は、はあ。

ワイズがね、、、スキャンして、、、キャッチのところに、、、水をおとして、、、

息子

あーもう!わけわからん!わかったわかった。確かに、それ、勉強より難しそうだわ。

でしょ?だから夢中になるんだよ。

息子

つまり、自分の世界を、自由自在に作っていけるわけね?

そうそう。頭の中の、空想をゲームで表出していく感じ。

息子

まあ、頭のいい体操になるかもね。

でしょ?

息子

けど、勉強も必要最低限、やってよね。

はいはーい。

息子

苦労しても自分の世界観ができていく喜び

スライムの話は、
全く理解できませんでしたが、
息子は、鉄と、かぼちゃと、サトウキビが、
自動無限化できたことに、大変満足して、
誇らしげでした。

こうやって、苦労して、自分の世界観が作れるのが、マイクラのすごいところなんだよ。

息子

戦いとか競争じゃないんだね。

戦いとか、競争の、何がおもしろいの?

息子

え?

そんなことより、自分の好きな世界を作っていく方に、頑張った方がいいじゃん。

息子

ま、まあ、そうだね。

他には、ゲーム自体を作るゲームも、友達の間で流行っているよ。

息子

へー。マリオメーカーってやつ?

いや、他にも色々あるんだよ。Aくんは、勉強はあまり好きじゃないけど、ゲームを作るのは、すごく得意で、Aくんの作るゲームに、Bくんがどハマりして、喜んでいるよ。

息子

なんか、競争っていうより、喜びの共有なんだね。

まあ、そんなとこだね。

息子

昔とずいぶん、
ゲームの事情も変わってきているんだな、
と思いました。

私は、ほとんどゲームはしませんでしたが、
ボスを倒すとか、敵を倒すとか、
そういうイメージしかなかったので、
今の時代は、自分の世界観を、
共有するような内容に、
シフトしているんだなと感じました。

受験戦争や就職氷河期の時代を生きてきた

そう言えば、
私の若い頃は、激しい受験戦争や、
その後の就職氷河期で、
いやでも、競争を強いられる時代
でした。

そういう、社会の背景が、
ゲームにも反映されていたのでしょうか?

戦いものばかりだったと思います。

そして、大体は、通り一辺倒で、
同じようにやっていれば、
同じようにクリアできるゲームが、
多かったように思います。

まあ、ゲームに詳しくないので、
一般的なイメージだけですが、、、

ゲームにも時代が反映されているのか?

悩んだ時に出てくる、
妖精魔と対話します。

競争や勝ち負けの時代はもう終わり?

ねえ、妖精魔、もう、これからは、競争社会は、終わっていくのかしら?

そうねえ。

妖精魔

ゲームの傾向も、ずいぶん昔と変わっていていると思うのよ。

確かにね。

妖精魔

これからは、競争より、自分の好きや才能を磨いて、自分の世界観を作って、それを共有していくような世の中になっていくのかしら?

そうだといいよね。

妖精魔

よく考えたら、競争や、勝ち負けって、無駄なエネルギー消費のような気がするのよね。

これまでは、それも大事な原動力、つまり、モチベーションと見なされていたけどね。

妖精魔

そのままの視点で、これからの時代、これからの若者を、見ていたら、時代に取り残されるような気がしてきたの。

そうかもしれないね。

妖精魔

競争をすると、どうしても、自分のちっぽけなプライドや見栄と戦わないといけなくなるでしょ?

外の敵とも戦うし、内の敵とも戦わないといけないもんね。

妖精魔

そういうことにエネルギーを使わずに、自分が本当に好きで、才能があって、充実することに、集中することができたら、どんなにいいかしら?

そうだね。そうしたら、みんな、思う存分、自分の力を発揮できるようになるかもね。

妖精魔

これからの時代をいきていくための大事な視点

だとしたら、これからは、知識の詰め込みや、理論ばかりでなく、自分の才能を見つけて、磨いていくような、視点が大事になっていくのかな?

そうだね。それが、できる人が、生き残れるかもしれないね。

妖精魔

そして、それを惜しみなく、共有できれば、お互いに、幸せになれるよね?

人それぞれ、才能は違うからね、お互いそれを、嫉妬せずに、認め合えれば、お互いうまく共有できるでしょうね。

妖精魔

嫉妬せずに?

そうよ。嫉妬とか、ちっぽけなプライドとかは、自分の内なるエネルギーの水準を、下げるからね。

妖精魔

えー!そうならないためには、どうしていったらいいの?

やっぱり、自分と向き合って、自分のエネルギー水準を上げていくべきよね。

妖精魔

簡単に言うけど、それが、なかなか難しい、、、

けど、そうやって、エネルギー水準を上げていった者同士が、お互いの才能を共有して、いいエネルギー循環を生み出すと、とてつもないパワーが生まれると思うのよ。

妖精魔

とてつもない、パワー?

そう、理想的なエネルギー循環、まるで、アトランティス大陸のような。

妖精魔

アトランティス大陸?あの、幻の?

人間のエネルギー循環の理想郷よ。

妖精魔

なんか、大げさな話になっていったな。

そういう、人間のエネルギー水準を上げていけるような、コミュニティ作りが、今後、大事な視点になっていくかもしれないね。

妖精魔

ふむふむ。なるほど!

何か、取り組んでいることがある?

妖精魔

確かに、最近、自分1人で孤独に成長していくのではなく、お互いの学んだことや、成長の過程を共有して、摩擦を起こして、高め合っていくような、体験もあったなー。

そういう視点で、今の自分にできることは何か?を、考えていけばいいんじゃないかしらね?

妖精魔

そうだね!

そしたら、息子ちゃんから、バカにされることもないかもよ。

妖精魔

そうだといいけど、、、

時代に取り残されないように、頑張ってね!

妖精魔

そうだね!ありがとう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何十年かけて積み上げてきた、
自分の価値観や観念を、
書き換えるのは、
容易ではないですよね。

観念の書き換えはこちらをどうぞ

けれど、これからの時代は、
もしかしたら、
自分の本当の人間力や、
才能が試されるのかもしれません。

人間の浅いところではなく、
深いところでつながり、
エネルギーがうまく循環していく、
そんな世の中になっていくと、
いいですよね?

ちょっと理想を言い過ぎましたが、
私と同年代の方なら、もしかしたら、
共感していただけたのでは、
ないでしょうか?

もし、これからの時代の、
生き方に悩んでいる方が、
おられましたら、
参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました!