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創造性を呼び起こすために必要なとっておきの方法とは?

    
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創造性を呼び起こすために必要なとっておきの方法とは?

あなたは、
クリエイティブな才能は、
限られた人だけのものだと、
思いますか?

実は、創造性は、
誰の中にもあるのです。

しかし、多くの人は、
蓋をしていて、
その存在に気づかないし、
うまく使いこなしていません。

今回は、その創造性を、
ほんの少しでも、
呼びさます方法を、
お伝えしてみたいと思います。

興味があれば、
どうぞ最後まで、
お付き合いくださいませ。

音楽は好きだけど、作曲ができないから才能がないと思った

「私」は、ひそかに、
自分には何か、
クリエイティブな才能が、
あるのではないかと、
期待しているのですが、
考えても考えても、
何もアイディアは、
浮かんできません。

やっぱり、私は凡人なのねと、
半ばいじけ気味で、
魔女医のところへ、
悩みを打ち明けに行きました。

魔女医、私ってやっぱり、何も生み出せない、所詮凡人なんですね?

どうしたの?そんなにいじけて。

魔女医

小さい時から音楽は好きなのに、全然新しいメロディーは浮かんでこなくて、作曲はできないから、そういう才能はないとはわかってましたけど。

じゃあ、今さら落ち込むことないじゃない?

魔女医

でも、もしかしたら、他のことでクリエイティブな才能を発揮できるんじゃないかって、自分探しの旅に出てはみたんですが。

いいねー。自分探しの旅!で何か才能見つかった?

魔女医

それが、考えれば考えるほど、わからなくて。

他のことで創造性を発揮できないか頭で一生懸命考えた

今まで貯めてきた知識や、経験、本やセミナーで覚えたこと、そういうものを総結集して、頭をフル回転させて、ああでもない、こうでもないと、自問自答しているのですが。

すごいね。疲れない?

魔女医

疲れますよ!でも、そんだけ、一生懸命考えないと、きっと出てこないんですよね?

そうなのかしらね?

魔女医

ちゃんと、考えてくれてるんですか?私が、こんなに必死に悩んでるというのに!

考えたら、答えが出るのかしらね?

魔女医

え?

頭で考え続けても、一向に創造性は発揮できなかった

じゃあ、考えない方がいいってことですか?

だって、そんだけ、知性や理性を結集させて、必死に考えたのに、何も生み出せなかったんでしょ?

魔女医

はい。その通りです。

じゃあ、そういうものは、創造性に必要ないってことじゃない?

魔女医

ええ?

その反対にあるものを、使ってみたらいいんじゃないかしら?

魔女医

反対?本能とか、直感ってことですか?

そうそう。知識じゃなくて、なんとなくこう、とか。こうあるべきをなくして、こうしたいを優先するとか。

魔女医

創造性に必要なのは、理性じゃなくて本能だった

ええ?じゃあ、創造性に必要なのは、本能なんですか?

まあ、極端に言うとそう言うことになりますね。

魔女医

本能だけじゃ、めちゃくちゃになりそうじゃないですか!

確かに、形を整えるには、知性や理性が必要になるかもね。でもそれは後からでいいのよ。

魔女医

まずは、本能なんですか?

例えば、子供は、まだそんなに理性や知性が発達してないから、すごい創造力を遊びで発揮しているわよね?

魔女医

確かに、大人が思いつかないようなことを、思いついてますね。

けど、だんだん、大人から、ダメと言われたり、知識や常識が植えつけられていくと、それが減っていく。創造性が縮こまっていく。

魔女医

そうかもしれませんね。大人になるってそういうことだから、仕方ないんじゃありませんか?

でも、創造性を発揮したいんでしょ?

魔女医

は、はい。そうです。

んじゃ、子供に戻りなさい。

魔女医

ええー!

知性や理性で創造性に蓋をしてしまう

小さい時に、大人からダメって言われたり、怒られた時、どんな感じになったか覚えている?

魔女医

ビクッとして、緊張して、頭が真っ白になったかもしれません。

そのあと、駄々をこねたかもしれないし、素直にいうことを聞いたかもしれないよね。けど、一瞬は、緊張して固まったかもしれない。

魔女医

そうですね。

そうやって、自分も守ったのよ。そしてだんだん前頭葉や脳の表面が発達していくと、そういう創造性を中断されるような不快なできことがあると、思考でごまかしの壁を作るようになていった。

魔女医

ごまかしの壁?

他にも、嘘の壁、麻痺の壁、自己否認の壁、などがあるわ。ネガティブなエゴエネルギーでできた壁よ。でもしょうがないの、人間社会に適応してうまく生きていくために、そういう壁を立てていくしかなかったのよ。

魔女医

理性と本能をひっくり返してみる

では、いったいこれからどうしたらいいんですか?

まず、理性優位になっていることに気づいて、あえてそれを、ひっくり返す。

魔女医

ひっくり返す?

本能優位に戻してみる。

魔女医

どうやってですか?本能のままに生きたら、どうなるか恐ろしいです。

何も、やりたい放題やれとはいってないわよ。法を犯すようなことだけは絶対やめてね。例えば、荒い呼吸を何回かしてみるだけでもいい。生命活動を感じれる何かをすればいい。

魔女医

体を動かすとか?

そう、つまり創造性は、頭でなく、体から生み出される。

魔女医

はあ?

脳の部位でいうと、前頭葉ではなく、もっと本能的なことを司る、辺縁系よ。脳の真ん中あたりにあるわ。

魔女医

そういえば、うつ病は前頭葉の病気で、統合失調症は辺縁系の病気ですね。主にはですけど。

そうね。辺縁系優位、つまり本能優位になる、統合失調症という病気の人には、過去、優れた芸術家もいるわね。作曲家のシューマンも結婚後に精神を病んだけど、妻のクララから「あなたって時々子供みたいね」と言われて、有名な「子供の情景」を作曲しているわ。

魔女医

優れた芸術家は、子供みたいなところがあるんですかね?

本能優位だと、創造性はすさまじいから。けど、本能だけでは、それをなかなか形にすることは難しいこともある。

魔女医

やっぱり、人間界で、創造性を形にして、表現し、他者と共有していくためには、前頭葉の働きも必要なんですね?

もちろんそう。ただ、現代社会では、前頭葉が優位になりすぎているから、本能に戻るようにすることでちょうどいいのかもしれない。もしくは、前頭葉を使う時期と、辺縁系を使う時期と、交互にするとか、バランスよく使うとか、とにかく、どちらかに偏りすぎると、結局何も生み出せない。

魔女医

なるほど。難しいけど、なんとなくわかってきました。けど、本能優位になると、単なるワガママな人に見えませんかね?

人に迷惑かけちゃいけません、とか、目立ったことをしていけませんとか?

魔女医

そうですね。それが普通だと思ってました。

村八分に合うからね、特に日本では。けど、これまでに世の中を変えるぐらいの創造力を発揮してきた人たちは、結構ワガママだったと思うよ。

魔女医

確かにそうですね。

あとは、自分で自分を許せるかどうかだね。そうなることを。

魔女医

思い切って本能優位になっても、自分は崩れない、大丈夫という自信を持つことですね。

そして、子供時代の自分に戻って、思う存分自分の今やりたいことに没頭していいよっていってあげなさい。

魔女医

ええ?タイムマシンか何かに乗ってですか?

いやいや、過去の自分は、自分の中にいるから。今ならもう、邪魔する大人は誰もいないわ。本能に戻って、没頭しても、叱られないわよ。

魔女医

そんなことないですよ。今でも何かわからないけど、何かに支配されてますよ。

その支配に気づいて、ひっぺがしていく。まあなかなか頑固なのもあると思うけど。

魔女医

そうすると、本能や、直感が戻ってくるんですかね?

大人になったら、自分で自分に言い聞かせるしかないわ。いいんだよ、そのままで、本能の赴くままに、夢中になって、没頭しなさいって。

魔女医

子供の時そういう風に言われて育ったら、きっと、創造性が失われなかったんでしょうね?

まあ、人のそれぞれが生まれ持った能力、才能はあると思うけど、子供の間は、許される限り本能を阻害されない方が、創造性は保てるかもしれないね。

魔女医

子供は、とにかく思う存分遊んじゃえ、ですね。

大人も遊べよ!

魔女医

あ、そうか!

頭でっかちをやめたら起こること

よかったわ、感覚だけでもつかんでくれて。とても、難しいことだから。

魔女医

一旦、知性や理性を身につけてしまうと、なかなか取り払うのは難しいですね。

頭ばっかり使うのを、やめてみる意識からでもいいのよ。ちょっとアホっぽくなってみるとか?

魔女医

アホですか?

昔から、祭りとかの時は、羽目を外して、みんな馬鹿騒ぎしているじゃない。踊ったり、歌ったり、騒いだりして、生きてるって感覚を、存分に味わっている。

魔女医

なるほど、大人になってもそういう時間を持つことは大切だから、昔からどの地域でも、祭りがあったんですね?

そう。祭りを、頭で考え込んでまじめにやってたら、面白くないでしょ?でも最近は、安全面とか、人手不足とか、自治会の負担とかで、羽目をはずすどころか、いやいや、しぶしぶやっている祭りもあるかもしれないね。

魔女医

本末転倒ですね。

大人が、子供に戻って、無邪気に遊べる機会があればいいわね

魔女医

そうすると、本能優位だった、子供時代に戻って、創造性が遺憾無く発揮されるかもしれませんね。

そうして、出てきたものを、大人に戻って、形を整える。子供時代の自分と、今の大人の自分の共同作業で、あなたならではの、何かを生み出していく。

魔女医

わーなんだか、自分の中に眠っている子供時代のワクワクや夢中を、掘り起こすのが楽しみになってきました。

そうそう、その調子よ。誰に遠慮することもないから、大事にしていってね。

魔女医

創造性を磨きたいなら、一度お試しあれ

しばらくして

魔女医―!私あれから、変な物語を思いついて、書いてみたんですよ。

ええ?すごい創造力じゃない。

魔女医

そういえば、子供の時、空想して主人公になりきるのが好きでした。それと、すぐメソメソ泣いて、怒られてました。

空想力がたくましくて、感受性の強い子だったのね。

魔女医

物語の主人公になりたくて、舞台女優を目指したのかもしれません。けど、そもそも空想する方は、ずっと忘れてました。

頭で考えるのをやめたら、浮かんできたのかもしれないね。

魔女医

ただ書いただけで満足したんですけど、自分にもゼロから何かを生み出せる力があるんだと思って、びっくりしました。

これからも、そうやって、創造性を磨いていけたらいいわね。

魔女医

はい、試していきます。ありがとうございました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

創造性って、
そんなに難しいことでは、
なさそうですよね。

つまり、本能優位な、
無邪気な子供に、
戻ればいいわけですから。

子供は、遊びの中で、
創造性を遠慮なく発揮しています。

だから、
子供が遊びに夢中の時は、
出来るだけ思う存分、
やらせてあげたいですよね。

子供は、勉強じゃなくて、
遊ぶのが仕事ですから。

そんなに急いで、知性や、
理性を植え付ける必要はありません。

でも、大人になってからでも、
恥ずかしささえ捨てれば、
無邪気に遊べるはずです。

そして、
そのスイッチを入れるのが、
呼吸などの生命活動を意識して、
優位にすることです。

大人が、子供に戻って、
無邪気に遊べる場所が、
あるといいですよね!

あー楽しかった!って、
気持ちになると、
さて、どんなアイディアが、
湧いてくるのか?

そこに、
本物のワクワクの源泉が、
眠っているかもしれません。

私もまだまだ、
創造性を開発中ですが、
もし共感していただけたら、
試してみてくださいね。

最後まで、
お読みいただきまして、
ありがとうございました!