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「どうせ自分なんて」と「いや、まだいける」の間で揺れている男が、揺るがない自信を再駆動するには?

宇谷悦子

この記事を書いた人

宇谷悦子

心理翻訳家 | 精神科医

精神科医として20年以上、多くの方の心に向き合ってきた経験から、40代以降の男性が抱える「言葉にならない違和感」に輪郭を与え、自信の再駆動を支援しています。

  • 医師免許・精神保健指定医
  • 臨床経験20年以上
  • 40代男性の自己理解・自信回復を支援
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Published 2026.05.04 Updated 2026.06.11 こころの違和感

「どうせ自分なんて」
そうやっていじけたくなる瞬間と、
「いや、まだいける」
どこかで踏みとどまろうとする感覚。
その間で揺れている人は多い。
もう無理だと決めてしまえば楽になる。
期待しなければ傷つかなくて済む。
だからこそ、人は簡単に「どうせ」に逃げる。
でも、それで終われない自分もいる。
本当に何もなければ、
とっくにあきらめているはずだからだ。
揺れているということは、
まだどこかで、自分の可能性を知っている。
「いじける気持ち」と「諦められない気持ち」が同時にあるのは、
矛盾ではなく、むしろ自然なことだ。
いじける側は、これまでの失敗や傷を見ている。
もう一方は、まだ使い切っていない自分を感じている。
実は、どちらも嘘ではない。
ただ、多くの人は
いじける方にだけリアリティを感じてしまう。
過去に証拠があるからだ。
一方で、
「まだいける」という感覚には、
明確な証拠がない。
だから軽く扱ってしまう。
でも、その感覚は、
単なる願望ではない。
自分の中に、
確かに何かがあるからこそ湧いている。
ほんの一部でもいい。
人より少しだけうまくできたこと。
なぜか自然にできてしまうこと。
評価されなくても、やれてしまうこと。
そこに、すでに自信の芽はある。
ただそれを、
「大したことない」と切り捨ててきただけだ。
いじけることで、
自分を守ってきたのかもしれない。
でも同時に、
その守りが、自分の可能性を閉じている。
「どうせ自分なんて」で止まるのか、
「まだいける」に賭けてみるのか。
この選択は、
外の世界が決めるものではない。
自分の中にある、
その小さな確信を、
どこまで信じるかだけだ。
少なくとも、
ここまで揺れている時点で、
まだ終わっていない。

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