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意識すると良い学びをより深めるためのとっておきの方法とは?

    
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意識すると良い学びをより深めるためのとっておきの方法とは?

みなさんは、
何かを学ぶ時に、
何を意識して学びますか?

以前の私は、
なんとなく、
自分のためになればいいかな?
と思って学んでいました。

しかし、
あることに気付いてから、
劇的に学び方が変わりました。

今回は、
そのことについて、
お話してみたいと思います。

ご興味のある方は、
どうぞ最後までお付き合い
下さいませ。

ただなんとなく受け身で学んでいた頃

何を隠そう、
私は、幼い頃から、
学ぶのが大好きでした。

学校でもらう教科書は、
新学期が始まる前に、
ほとんど読んでしまいました。

振り返ってみると、
われながらすごいと思います。

それだけ、
知的好奇心を満たすことに、
貪欲
だったのです。

しかし、一方で、
小説などの読み物は、
気が進まず、
実用書や理論が書いてある、
内容の本が好きでした。

高校時代、
化学の教科書は、
よだれで穴が開くぐらい、
何度も何度も、通読しました。

なぜ、よだれ?

逆につまらなくて、
授業中寝ていたんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、
私は、いくら睡魔に襲われても、
化学の教科書が面白いあまり、
読むのを止められず、
いつの間にか寝てしまい、
よだれを垂らしていたのです笑

脳の発達過程にある、
若い頃は、
記憶容量がどんどん、
広がっていったので、
それで良かったんだと思います。

しかし、
歳を重ねるにつれて、
ただただ、何か本を読んだりして、
知識を積み上げることが、
若い時ほど、
面白くなくなってきました。

「ふーん、だから何?」

みたいな感じで、
新鮮さがなくなっていったのです。

ただなんとなく学ぶことに飽きてきた

子育ても一段落して、
若い頃のように、
学びたい意欲が復活し、
自分の専門ではないことも、
色々と学んでみることにしました。

最初のうちはとても新鮮で、
学んだことを、
ただ自分が実践して、
うまくいくことで満足していました。

しかし、
ただただそれを繰り返すことにも、
だんだん飽きてきました。

そのうち、
同じようなことを、
より理解を深めようとして、
学ぼうとしても、
すんなり頭に入ってこなくなりました。

「ふーん、だから何?」

が増えていきました。

そうなると、
もうあまり学ぶことに、
意欲がわかなくなるのです。

ある種、学び中毒ですよね。

慣れてくると、
耐性ができて、
もっと強い刺激が欲しくなる笑

もう、私は、
普通に学び続けることに、
限界を感じていました。

どうすればいいか色々悩んだ

そうして、私は、
フォトリーディングを学んでみたり、
速聴を試してみたり、
色々とインプットの方法を、
工夫してみました。

どれも、
ある一定の効果は、
もちろんありましたが、
学ぶ楽しさというのは、
そこまでよみがえって、
きませんでした。

もう、若い頃のように、
脳がフレッシュじゃないから、

脳の発達は、
20歳をピークに、
退化していく一方だから、

学ぶことに新鮮さがないのは、
仕方がない
のかな、
とあきらめかけていました。

アウトプットの必要性に気づく

しかし、
ある本を読んで、
自分の間違いに気がつきました。

私はそれまで、
ただただ、自分のためだけに、
学び続けてきた
のです。

自分の知的好奇心を、
満たすためだけです。

しかし、それでは、
限界が来るのは当たり前でした。

知識や理論というのは、
自分のために実践して、
自分のために役に立って、
初めて価値が出る
のは、
なんとなく、わかっていました。

ただ、私は、
自分の実践にばかり、
気がとられて、
自分がやってみて良かったら、
人にも教えてあげるという考えが、
全くなかった
のです。

なんて、ケチくさい、
人間
だったのでしょうか笑

12歳の息子ですら、
マインクラフトというゲームで、
自分が苦労してできた方法は、
誰かに教えてあげたいと、
一生懸命、
実況動画を編集している
のに、
私には、そういう、
誰かと共有したいという考えが、
全く抜け落ちて
いました。

私は、
手柄を自分の物だけにして、
満足し、それを、
誰かと共有して喜ぶという視点が、
全くありませんでした。

つまり、学びとは、
誰かに教えることで初めて、
完結される
のです。

人に伝えることによって、
完全に自分に浸透し、
自分のものになる
のです。

そのことに、やっと気付きました。

ちょっと、遅かったですね!

インプットばかりでは頭が飽和状態になっていた

そうして、
アウトプットを意識して、
学びとろうと努力すると、
自分の頭の中は、
インプットしてきたことで、
飽和状態である
ことに気付きました。

今まで、アウトプットすることなく、
たまり続けていたインプットが、
排出されずに、
便秘状態
になっていたのです。

つまり、知識の
糞詰まり状態
です笑

(お食事中の方、失礼!)

それでは、
新しい知識、
つまりインプットをしようとしても、
吐き気を、もよおす
わけです。

便秘もひどくなると、
腸管イレウスという、
腸管の閉塞、麻痺を起こし、
食べ物を受け付けなくなりますから。

一度、
インプットしたものを、
アウトプットして、
排出していかないと、
新しいことは学べない

そう感じるように、
なっていったのです。

最初から人に教えることを意識して学ぶ

その後、
私は、本を読む時や、
セミナーに出る時には、
常に、その後、
誰かに教えるつもりで、
学ぶように心がけ
ました。

そして、
今書いているブログを、
講座を受けて学ぶ時も、
何ヶ月後かに、
自分のものにできたなら、
人に教えようという気持ちで、
取り組んで
きました。

もちろん、
メンターと場の仲間の、
力を借りて、
成長できたことも大きかったですが、
自分の意識としては、
これは、絶対に、
多くの人に役立つ、
知識や理論だから、
自分が実践して変われたら、
ぜひ教えてあげたい。

そういう気持ちを、
持って取り組むことが、
絶えず、私のモチベーションを、
下げることなく、
キープしてくれました。

人間ってきっと、
自分の喜びを、
人と分かち合いたい、
生き物なんだな
と感じました。

最近、認知症の患者さんを、
初診で診察した時に、
何か困ることや不安はないですか?
尋ねてみたところ、

「自分の住んでいた地域の、
水の管理がどうなっているか心配だ」
と言われました。

それは、もう、
とっくに解決していることなのですが、
以前は、その方が、
住んでいた地域のために、
水の管理をしていたようなのです。

その言葉を聞いて、
家族や施設の職員は、

「そんなこと、あなたが心配しなくても」

と軽く流していましたが、
本人は、涙目で訴えます。

「まだ、誰かの役に立ちたいのです」と。

私は、その方の、
心の奥にある願望を、
読み取った気がしました。

病気や障害で、
残念ながら、知性や機能が、
低下したとしても、
誰かの役に立ちたい、
何かの役に立ちたい、
という本能は、
残る
のかもしれない。

もちろんそれは、
役立つ自分じゃないと、
認められない、
という承認欲求かもしれません。

でも、一方で、純粋に、
自分が気づいて、
または、
自分ができることで、
楽になったとか、
成長したことは、
誰かにも教えてあげて、
その人も解放してあげたい、
役に立ちたい。

そう思うのが、
人間の純粋な欲求なのかも、
しれません。

自分で講座を開けるようになった

そして、
そういう意識で、
最初から、人に教える、
人の役に立てるように、
と想定して学ぶようになってから、
自分でも驚くような、
変化
が起きました。

1つは、
やはり、このブログを書くために、
ネタ集めというか、
テーマを決めるために、
常に、そういう視点で、
本やセミナーから学ぶようになり、
より深く自分に落とし込めるように、
なりました。

受け身で、ただただ、
書いてあること、
言われていることを、
吸収していた時の自分とは、
理解の深さが変わってきました。

さらに、それを、
自分で実践しながらも、
これはかなり役にたつ情報だ、
とか、
これは、たいしたことない情報だ、
とか、
選別できるようにもなってきました。

ただただ、受け身のままだったら、
そういうことにも鈍感で、
何が有用な情報なのか、
わからないまま
だったと思います。

最終的には、
これは、必ず、
人の役にたつ情報だという、
自信を得ることができ、
ブログ講座を開講できるまでに、
なりました。

そして、
ブログ講座に参加している、
みなさんも、
数ヶ月後には、
クライアントさんや、
周りの人たちから、
ブログの書き方を教えて欲しいと、
要望が出てくるような気がします。

その時に、
その情報を伝えられるように、
という意識で、
みなさん学び始めています。

その意識こそが、
自分を一層上昇させることになるのです。

私は、場のリーダーとして、
ほんの少し引っ張るだけなのです。

なぜなら、ご自分で
ブログを書くと決めた時点で、
人の役に立ちたい、
人の役に立つ情報を、
必要な人に届けたい、
そういう思いで、
ブログ講座の門を叩いた
のですから。

もちろん、
役立つ情報を伝える方法は、
ブログじゃなくても、
色々あると思います。

自分に合うやり方を見つけて、
最初から誰かに、
教えるつもりで、
役に立ちそうな学びを探し、
実際に学んで実践する。

これは、
簡単なようで、
なかなか難しいことだと思います。

そして、
自分が、苦労して、
すごくできるようになったことこそ、
一番誰かに教えやすい
と思います。

それは、
たとえありきたりの、
使い古された知識や理論であっても、
自分が習得した方法、
切り口で、教えればいい
のです。

何を教えるかよりも、
それをどう教えるかが大事なのです。

私も、こうして、少しずつ、
アウトプットを始めた影響で、
頭に少しスペースができたので、
また新しい何かを、
学ぶことに
しました。

もちろん、
それは、いつか誰かの、
役に立つことを、
想定して学び始めるのです。

今日から、
なんとか講師になったつもりで、
いろんなことを学んでみませんか?

きっと、
新しい視点や発見が、
待っていると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何かを学ぶ時には、
人に教えることを意識して、
習得していくのが、
大事なんですね。

自分に役に立った情報は、
独り占めしないことです笑

かつての私のように、
インプット便秘に、
なっている方がおられたら、
参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!