自分も相手も大切にするマイワールドな生き方の秘密
自分を大切にするって
結局どういうことなんだろう?
精神科医として治療しながら
いつも患者さんに対してこう願っていました
自分を1番大切にできるようになってほしい
そういう思いで
長い間人の心の変化を見つめてきました
けれどある時思いました
1番大切にできていなかったのは
自分自身なのかもしれない
人のことばかりに関心を寄せて
自分のことはどうでもよかった
そんな私が今では
「世界観を持っている」
とみられるようになりました
どうやってマイワールドを作っていったのか?
なぜマイワールドが必要だったのか?
このお話が
自分をもっと感じてみたい人の
生きるよすがになりますように
責任感だけが頼りだったあの頃
あの頃はただ
目の前のことをこなすのに一生懸命で
自分のことなんてどうでもよかったのです
それが生きがいだと信じていたし
やりがいもありました
でも、、、
何かが虚しかった
いつも何かを探してたような気がしています
自分の存在をただ感じたかった
自分の役割はわかっていたし
必要とされて自分の価値を感じることもできていました
周囲からの期待に
責任を持って応えている自分
自信を追い求めればキリがないけれど
過不足なくこなしている
こんなに必要とされて感謝もされて
もちろん大変なこともあるけれど
やりがいのある仕事につかせてもらっている
自分を犠牲にすることだと勘違いしていた
だから、この責任を全うしなければならない
どんな仕事も責任はあるけど
私の仕事は特に
患者さんたちの人生を背負っている
独りよがりにそう思い込んで
追い込んでいたのは自分自身だったような気がします
自分を感じたくてウズウズし始めた
けれど、どこかで無理をしていたのでしょう
何かが欲しくて欲しくて
無駄な衝動買いをしたりして
埋まらない何かを必死に埋めようと
していました
時に苛立ちや悲しさ
そしてふとした時に沸き起こる
虚しさ
いや、自分はそんな惨めなはずがない!
だってこんなに必要とされているんだから!
遠慮や我慢は自分にも周りにも毒だった
はっきりと意識しなくても
心のどこかで遠慮や我慢があったのかもしれません
限界まできて病に伏せるまで
とうとうそのことには気づかなかったのです
自分てなんなんだろう?
やっと意識が自分に戻り始めます
長い間、現実という夢をみていたような気がしました
外側にばかり
つまり対象にばかりエネルギーを注いでいたのです
それは、自分を幻にしようとしていました
いつも、私を忘れないでーって
叫んでたのにみてみぬふりを続けて
そんな私は
自分にも周りにも毒を撒き散らしていたのです
自分の世界を保つことが大切だった
その事実を受け止めるには
大変な苦痛を伴いました
だって私がやるしかなかったし
なりふり構わず頑張ってきたんだもん!
私が毒だったはずがない!
けど、結果的には
自分を忘れていたせいで
自分は壊れ、周りにも迷惑をかけた
その結果は事実として
受け止めなければならない
自分の何がおかしかったのか?
自分が必死で守ろうとしていたことは
なんだったのか?
自然とマイワールドができてきた
その後、自分の中でモヤモヤが始まりました
もう、元の自分には戻れませんでした
いきすぎた責任感や
周囲に暗黙の了解を強いる自己犠牲感は
自分にとっても周りにとっても毒々しいんだな
だったら、もっと
自分はこれからどう生きたいのか?
遠慮なく追求してみよう
自分のために生きてみよう
そうだ!自分が心地良く生きれる
マイワールドを作ってみたい
そこから私の
自己探求の旅が始まったのです
人生はもっと欲張っていい
いかがでしたか?
みなさんはもう
マイワールドを持っていますか?
もちろん人生をかけて作っていくものです
でもこれがあるのとないのでは
心の充実感や納得感が
全然違ってくると感じているんですよね
人の役に立つことはもちろん心を満たしてくれます
けれど、まずは自分の心をとことん満たすことが
大事なのではないでしょうか?
そして、マイワールドを作るのに
非常に効果的で人の役にも立つ方法を
私なりに考察してきました
これからはその方法を
少しずつお伝えしていこうと思いますので
よかったらまた記事を読みにきてくださいね
では、また