2021
03.11

芸術と精神 ショパンのマズルカ

音楽

芸術に優雅も下劣もない

 
表面をはいでしまえば
そこに横たわっているのは

 
エロスとタナトス

 
ただそれだけであり
人間そのものの自然な姿
 
 
そんなことを論じた瞬間
芸術はろくでもないものに朽ち果てるけど
 
 
それでも語ってみたいことがある

 
ショパンの舞踊曲

 
上流階級向けの
ワルツやポロネーズもいいけれど

 
マズルカのほうがもっと人の心を
深く捉えるような気がする

 
独特の農民芸術というか

 
コブシは効いてるけど
安っぽい感傷はなくて邪魔しない
 
 
今は亡き故郷を想い
幸せと虚しさが織りなす心の風情

 
ショパンの伝えたかったことが
1番託されているような気がする
 
 
芸術なんてものは
高尚である必要なんかない
 
 
誰かの心を悦ばせる

 
精神の核まで到達して癒す
 
 
ただそれだけでいい