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自分のダークサイドに向き合う勇気ありますか?

    
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自分のダークサイドに向き合う勇気ありますか?

急にこんなこと言い出して
一体なんなの?って。

はい。

精神科医のくせに、
人の心をかき乱してしまう
悪いクセがありまして、、、

誰もがどこかで感じている
心のダークサイドについて
勝手に話してみたいと思います。

約1年前、
誰にも頼まれていないのに
思いつくまま
自分の思想を書き綴ってみました。

1つは小説で
8050問題を論じ
1つは心の闇
つまり人間のダークサイドについての
個人的見解と考察を論じました。

どうやって
心の闇が生まれ、
社会の闇につながっていくのか?

ということを、職業柄、
考えずにはいられなかったわけです。

日々難題を
ぶつけられてきましたから
そりゃーもう
闇センサーが磨かれました笑

どのような真理についても
言えることですが、
球体の中心に
ある1つの真理があって
それを周りから
哲学的に、宗教的に、医学的に、
心理的に、スピリチュアル的に、
文学的に、芸術的に、科学的に
など、いろんな切り口で眺めて
いろんな形で論じられているんですよね。

少なくとも私自身は
そういうふうに
真理を眺めています。

結局のところ真理は1つで
同じことを表現を変えて
言っているだけなんじゃないかな?
と思うわけです。

あーまたそれか!

あーはいはい、あれのことか!

となるわけですよね。

だったら、
私個人の切り口でも
ダークサイドについて
論じてみようと思い立ちました。

なぜ、
人間の内面にダークサイドが生じ

そして、その結果、
外界つまり社会にも
ダークサイドが生まれるか?

そして、
そのダークサイドが
どんどん大きくなると
どうなってしまうのか?

について考えてみたわけですよね。

あ、辛い人は、これ以上
読まないでくださいね!

この手の話は
受け取る準備が必要なことが
ありますので。

まあ、ざっと言うと
ある個人の精神において
何かの欲求が満たされない
または過度に抑圧されると

その著しい欠乏感や圧迫感から
いびつな精神エネルギーが生み出され

浄化がうまくいかなかった結果、

怒り、悲しみ、恐怖、
あきらめ、麻痺、
孤独感、無力感などの
情動や感情というエネルギーから
ダークサイドが生じ

それに気づかず
見て見ぬフリをして
蓋をして放置していると
どんどん大きくなって
いびつなエネルギーが爆発し

最終的には
狭義でも広義でも
自傷や他害などの
不自然な行動様式になって

自分にも周りにも
悪影響を与えるような現象が起き

結果的に自分も周りも
追い詰めることになる

と言った感じでしょうか?

なんか、
怖いこと言ってたら
すみません!

これ以上
読み進めないでください笑

じゃあ、
そのダークサイドは
どう扱えばいいのか?

自分の本当の欲求に
気づいて、
向き合ってあげればいいのですが

実は、それが
なかなか難しいし、
ものすごく勇気がいるんですよね。

それは、
幻想による逃避とか
根拠ない自信による躁的防衛
とかではない

真の勇気ってことなんですが、、、

その勇気を出せるか出せないかで、
ダークサイドを生きる希望に
変えられるかどうかが
決まってくるんですよね。

なーんだ!

どこかでよく聞いた
話だなって思いません?

確かに、これは、
よく映画や小説で
取り上げられているテーマでも
あります。

つまり、結構大多数の人が
気になっているテーマでも
あるわけなのです。

そう、言い方を
変えているだけなんですよね。

巷にあふれているありがたい教えを。

もちろん、これを
医学的に科学的に
論じる必要もあると思います。

それは私じゃなくても
きちんと論じることができる
優秀な人がいるから
その方々に任せるとして笑

私の肌感覚で捉えている
頭の中のイメージでは
そんな感じなんですよねって話です。

実は、なんらかの要因で
精神に不調をきたした時は
ダークサイドに気づくチャンスです。

精神の不調から
回復した方の多くは
大なり小なり
ダークサイドと向き合い

不調になる前より
より良い生き方を
手に入れて
心の安寧を取り戻しているように
感じられます。

あ、もちろん
疾患によりますよ。

まあ、その過程には、ある程度の
苦悩や痛みを伴うわけですが、、、

ところで、みなさんの
ダークサイドってなんですか?

って聞いたら
パンドラの箱を開けそうで
恐ろしいから笑

えっと、もしこの先
自分の中のダークサイドに
出会ってしまったら
向き合う勇気を持ち合わせていますか?

それとも、
ダークサイドなんて
自分とは関係ないから
そんな勇気は必要ないですか?