その道で一流を目指す時に必ず気を付けておきたいこととは?
みなさんは、何かの道を、
極めたことがありますか?
仕事でも趣味でも、
できれば一流になりたいなと、
思うことがあるかもしれません。
私は、まだ、
何も一流のものはありませんが、
いろんなことに挑戦してきた上で、
大切なことに気づきました。
今日はそのことについて、
お話してみたいと思います。
ご興味があれば、
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
練習試合後の反省会
最近、息子の野球の練習試合を、
時々、観に行きます。
実は、新入部員中、
半分以上は、未経験者なのです。
未経験者の子たちは、
守備はまだまだできていないけど、
バッティングはそこそこ、
当たるようになってきました。
そして、その日の試合は、
最終回の表で、
未経験者3人が連続ヒットを打ち、
逆転して、裏をおさえて、
結局勝利したのです。
試合後のミーティングを、
そばで聞いていました。
今日の試合は、中学校に入ってから始めた人たちが、よくがんばってくれた。
野球の監督
はい。
野球少年たち
どうして、あんなに、初心者が打てたか、わかるか?
野球の監督
………。
野球少年たち
今までやってきてない分、素直に言われた通りに、ちゃんとバットを振っているからだ。
野球の監督
はい。
野球少年たち
初心者の方が吸収が早い
初心者で、まっさらな方が、吸収は早いから、経験者は、おちおちしていたら、すぐに抜かれるぞ。
野球の監督
はい。
野球少年たち
経験がある分、自分の思い込みやクセで、判断しやすいことがある。
野球の監督
はい。気を付けます。
野球少年たち
今までの、思い込みやクセは、一旦置いといて、中学生の野球をするように。
野球の監督
はい。わかりました。
野球少年たち
吸収が早いときにどう学ぶか
監督の話を聞いていて、
なるほど!と思いました。
初心者は、まだまだ経験者に、
追いついていないですが、
まっさらで、素直に言うことを聞く分、
吸収や飲み込みが早いのです。
すでに、
今まで教えてもらったことや経験があると、
いざ修正しないといけない部分が出てきても、
一度ついてしまったクセは、
なかなか直せないのです。
そうか!初心者の時に、いかに正しく本物を学ぶかが、大事なんだな!
私
と思いました。
監督は、経験者の子と、
初心者の子を、うまく、
切磋琢磨させようとして、
あのような、指導をしたのだなと、
思いました。
一度ついた変なクセはなかなか取れない
ピアノの指導を受けていても、
同じことを感じました。
うーん、力が入りすぎていますね。
音エリ師匠
そうですか?
私
全然脱力ができていません。
音エリ師匠
意識すればするほど、脱力できません。どんどん力が入ります。
私
これは、もう、小さい時からやっているクセなので、修正にするには、なかなか根気のいることです。焦らずやっていきましょう。
音エリ師匠
息子は、自然と脱力できているのに、私は小さい時の変なクセがなかなか抜けない。私も最初から、先生のような、本物に習いたかった。
私
最初に学ぶ師匠が大事
わかりますよ。実は私自身、ドイツに留学した時に、苦労しましたから。
音エリ師匠
え?先生もですか?
私
日本の音大で、そこそこやってきて、ドイツの音大にも、推薦じゃなくて、実力で受かったので、自信があったのでしょうね。
音エリ師匠
それはそうですよね!
私
でも、すぐに、打ち砕かれました。
音エリ師匠
え?何があったのですか?
私
ドイツの音大は、ピアノが全てスタインウェイなのですが。
音エリ師匠
すごい!
私
私も、うれしくて、練習室でいつものように、ガンガン弾いたのです。
音エリ師匠
いいなー!
私
けど、弾き方がなってなかったのでしょうね、弦を切ってしまったのです。
音エリ師匠
ええ?
私
そして、師匠にこっぴどく怒られました。
音エリ師匠
ひえー。
私
その日から、半年間、来る日も来る日も、ドミソミドしか弾かせてもらえませんでした。
音エリ師匠
はい?
私
非常に辛い日々でした。半年間たち、もうこれ以上ドミソミドしか弾かせてもらえないなら、夢をあきらめて、日本に帰ろうと思いました。
音エリ師匠
それは、そうですよね。音楽の本場で、どんな高度な指導を受けれるかと思って留学したのに、初心者中の初心者がやる、ドミソミドだけとは。
私
非常に、プライドも傷つきましたし、惨めでした。今までやってきたことを否定された気もして。
音エリ師匠
で、その後どうなったんですか?
私
あきらめかけた時に、やっと、曲をやる許可が出ました。
音エリ師匠
わー良かったですね!
私
そしたら、驚くべきことが起こったのです。
音エリ師匠
え?
私
もう、その頃の私は、完全に脱力ができるようになっていました。それはそうです、半年間ひたすら、ドミソミドだけで、脱力の感覚をつかんでいたのですから。
音エリ師匠
基礎から、徹底的にやり直す指導だったんですね。
私
試しに、今までやってきた曲を弾いてみたら、いつの間にか、それまで絶対にできなかった、テンポや表現力で、弾けるようになっていたのです。
音エリ師匠
えー!曲を全然やってなかったのにですか?
私
そうです。
音エリ師匠
それはすごい!
私
だから、徹底的に、最初で、正しい本物の型を知ることは大事なのです。
音エリ師匠
なるほどー!
私
その上で型を破っていく
それができたら、そのあとは、自分のオリジナルを、取り入れていったらいいのです。
音エリ師匠
最初で型をきちんとしているからこそ、表現の幅が広がっていくのですね?
私
そうです。最初から自己流のひとりよがりな、クセがついてしまうと、表現の限界がくるのです。
音エリ師匠
確かにそうですね。
私
そして、長年かけて、ついてしまった変なクセを修正するには、相当苦労します。
音エリ師匠
だから、やっぱり、初心者であればあるほど、最初から、その道の一流に学んだ方が、良さそうですね。
私
まあ、状況や、出会いや、ご縁や、タイミングや、経済問題もありますし、限界はありますが、なるべくそうした方がいいです。
音エリ師匠
わかりました!あー私の変な弾き方のクセ、いつになったら、取れるんだろうな。
私
まあ、焦らず、地道にやっていきましょう。楽しくなくなると、続かないので。
音エリ師匠
そうですね!ありがとうございます!
私
音エリ師匠でも、
そんな時代があったとは、意外でした。
一度ついたクセを、修正するのは、
どんなに大変か、身をもってわかりました。
半年前までパソコン初心者
そして、今、
私はこうやって、
ホームページを立ち上げ、
ブログを書いていますが、
実は、半年前まで、
仕事の書類と年賀状以外、
ほとんどパソコンを、
触ることはありませんでした。
ホームページの立ち上げから、
ブログの記事まで、
全部自分でやっています。
業者を頼ってはいません。
たったの2ヶ月で、
自力でここまでできるようになったのは、
どうしてなのか?
悩んだ時に、出てくる、
妖精魔と対話してみました。
アナログ人間から進化
妖精魔、信じられる?このパソコン音痴の私が、たったの2ヶ月で、ここまでパソコンを扱えるようになったなんて、夢みたいよ。
私
本当にね。
妖精魔
知識ゼロどころか、マイナスだったわよ。時代に置き去りにされて、息子の方が、パソコンの扱い方をよく知っていたぐらい。
私
パソコンのこと、全然知らなかったよね。
妖精魔
思いつた物語を書いてみようと思って、パソコンじゃなくて、スケッチブックに筆ペンで文章を書いていたぐらいなのに。
私
雑だから、原稿用紙のマスに、きちんと字を書き込むのも、できなかったもんね。
妖精魔
そう。なのに、今は、あっという間にパソコンで書けるようになった。
私
誰かに教えてもらったの?
妖精魔
そう、ブログの書き方講座を受けたのよ。
私
やっぱり!そうじゃなきゃ、自力で、自己流では、ここまでできないよね!
妖精魔
師匠の教えてくれる通りにやってみた
私、まっさらさらだったから、師匠の言う通りに、するしかなかったのよ。
私
あなたは、アレンジしようにも、できないもんね。元々の知識やスキルがないから。
妖精魔
かえって、それが良かったのかもね。疑うことなく、素直に、言う通りにやってみたのよ。
私
うんうん。
妖精魔
その師匠は、ネットの世界にとても詳しい一流のお方だから。
私
最初にそんな一流から学べて、運が良かったわね。
妖精魔
けど、頭の回転がものすごく速いお方だから、ついていくのは正直大変なのよ。
私
必死にしがみついているのね。
妖精魔
そう。けど、その分、確かに、上達も早かったと思うわ。
私
まっさらさらの、吸収が速い段階で、一流の人に学べば、驚くほど上達できるのね。
妖精魔
これからは、なるべく、何かを学んで身に付ける時には、回り道をして変なクセをつけないで、最初から一流の師匠に学べるといいな。
私
そうなれるように、何か努力はしているの?
妖精魔
実は、今年から、やっていることがあるの。
私
それは何?
妖精魔
自分が身に付けたいことを思い浮かべて、それを教えてくれる、一流の人に出会えますようにって願って。
私
うんうん。
妖精魔
手帳に書いてみたの。
私
へー。
妖精魔
そしたら、いつの間にか、出会ってた。
私
すごい!いわゆる、引き寄せってやつかしら?
妖精魔
思考は現実化するってやつかもね。
私
なんだっていいのよ。願ったことは、叶うものね。
妖精魔
そう!
私
とにかく、苦手だったパソコンが、短時間で結構できるよになって、本当に良かったね!
妖精魔
うん。その師匠にとっても感謝しているの。
私
まあ、あなたもがんばったから、これからは、自分のアレンジも入れていけるといいわね。
妖精魔
それは、まだまだ、難しいかな。でも、いつかは、型を破らないとね。
私
ま、がんばってね!
妖精魔
そうだね!ありがとう!
私
まとめ
いかがでしたでしょうか?
案外、自分が苦手と思っていることでも、
一流の人から学べば、
すぐにできるようになって、
もしかして、才能あるかも?
って思えるぐらいになれるかもしれません。
まっさらさらな初心者で、
覚える吸収が速い時期ほど、
一流の本物から学んだ方が、
いいですよね。
けど、後からでも、
修正はできます。
何かを学んでて、
上達に違和感を感じた時には、
師匠を変えてみるタイミングかも、
しれません。
もし、何かを学んでて、
限界を感じている方が、
いらっしゃったら、
参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました!