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自分は絶対に正しいというズレに気づくために大切なこととは?

    
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自分は絶対に正しいというズレに気づくために大切なこととは?

人はつい、
自分の考えは正しい、
または、
絶対自分はこうに違いないと、
思い込んでしまいますよね。

もちろん、
正しいはずなのですが、
そう思えば思うほど、
周りからズレていって、
浮いてしまうことも、
ありますよね?

ええ?

そんなことない?

自分はいつでも、
正しいから、
ズレたことない?

そうですね。

自覚が伴わない場合も、
ありますね。

いわゆる、
根拠のない、
または、
根拠に乏しい、
自信ってやつです。

もちろん、
時にはそういう自信も、
必要です。

けど、
ズレていることに、
気付かずに、
そのまま突き進んで、
気付いたら、
周りに誰も、
いなくなっていた、
という経験は、
ありませんか?

もしくは、
身近にそういう人が、
いませんでしたか?

人ごとでは、
ありません。

誰が、
いつそうなっても、
おかしくないのです。

今回は、
もし自分が、
何かからズレてしまった時に、
気付けるように、
気をつけておくことについて、
お話してみたいと思います。

ご興味があれば、
どうぞ最後まで、
お付き合いくださいませ。

褒められてその気になる

魔女医!聞いてください!最近、けっこう周りから、褒められるんですよ。

ふーん。なんて?

魔女医

顔見るだけで、元気が出るとか、勇気がもらえるとか。

そう。それは良かったわね。

魔女医

私って、もしかして、けっこうそういう力があるのかな?

あるとしたら、どうしたいの?

魔女医

会う人会う人、どんどん勇気付けていきたいですよ。

まだ、勇気付けられる準備ができていない人にも?

魔女医

え?

自分は正しいと思い込む

自分が、誰かを勇気づけられることが、果たして全て正しいのかしら?

魔女医

はい?

まだ、勇気付けられたくない人もいるかもしれないよ。

魔女医

えー!でも人生において、何事も、勇気は必要じゃないですか?

そうなんだけど、あなたに出会った時点で、みんながみんな必要としているかどうかは、わからないわ。

魔女医

そんなの、今でしょ!って感じで、いつでも、チャンスがあれば、勇気を貰えばいいじゃないですか?

それは、あなたの都合でしょ?

魔女医

ええ?私は、正しいと思うことをしようとしているだけです。

自分の考え、主張が、正しいと?

魔女医

そうですよ。勇気を与えるのは、正しいことじゃないですか?

周りがおかしく思える

じゃあ、あなたは、別にあなたから勇気付けられたくない人は、正しくないというのね?

魔女医

え?そ、そうですね。だって勇気を出すのが正しいと思ってますから。勇気を出せない人なんて、単なる怖がりじゃないですか?

自分が正しいと思えば思うほど、そうじゃない人は、間違って見えるってことね?

魔女医

え?どうしよう。自信がなくなってきた。

自分は正しい、自分はズレてない、と思う瞬間から、あなたは、周りから、ズレていき始めるのよ。

魔女医

ええー?どうしてですか?

まあ、そのあたりは、もう少し経験積んで、自分で考えなさい。なんでもかんでも、そう簡単には、答えを教えないわよ。

魔女医

そんな〜意地悪!

まあ、そもそも、その答えに、正解も不正解もないのだから。

魔女医

わかりました。半分しか納得してませんけど、とりあえず、自分はズレてない、と思い込まないようにだけしてみます。

批判されてへこむ

はー、私ってダメだな。

どうしたの?

妖精魔

調子に乗って、考えなしに、色々と手を出してみたんだけど、やり方によっては、人のカンに触ったり、怒らせることがあって。

なんか言われたの?

妖精魔

ふてぶてしいとか、厚顔無恥とか、性悪女とか、バカっぽいとか、、、

そうなんだ。けっこう、ひどい言われようね。で、自分でもそう思うの?

妖精魔

自分はどんどんダメなやつだと思い込む

そうだねー。実際、心当たりもあるしね。

だったらなおさら、心に響いて、落ち込むんだね。

妖精魔

はー、もう何やっても、きっとうまくいかないわ。

どうして?

妖精魔

だって、成功する人は、誰からも好かれないと、無理でしょ?

成功したいの?

妖精魔

え?ま、まあ、そこそこは。

自分以外は輝いて見える

でも、私みたいなダメ人間は、どうせ、何をやっても輝けないよ。

それが本当に正しいと思う?

妖精魔

そりゃそうよ。私以外の人は、みんな輝いて見えるもの。

本当にそう?あなたの本当の価値から、ズレていってない?

妖精魔

ええ?ズレてないよ。だって事実だもん。

ズレてないって思い込んでない?

妖精魔

ああ!本当だ!

自分は、絶対そうだと、思い込むと、真実から、ズレていくよ。

妖精魔

そうだ、気をつけていたけど、忘れてた。

ズレは、ポジティブにもネガティブにも、生じるから、気をつけてね。

妖精魔

そ、そうだね。本当だ。今は、ネガティブズレだ!

自分ってすごいと、思ったら、いや実はそんなにすごくないかも、って思うようにして、自分てダメだなと思ったら、いや本当は、すごいこともあるんだぞ、って思うようにしてみてね。

妖精魔

周りから、言われたことを、鵜呑みにして、どんどん突き進んだらダメってこと?

それが、いい場合もあるけど、一旦自分の内面で、咀嚼して吟味する必要は、あるかもしれないね。言葉の真意を。

妖精魔

なるほど。

もちろん、褒め言葉は、ありがたく受け取った上でね。批判も、真摯に受け止めた上で。

妖精魔

そうだね。でも、なんでズレたらいけないの?

だって、ズレ始めている人には、周りも、なかなかアドバイスしにくくなるから。

妖精魔

え?なぜ?

だって、ズレれば、ズレるほど、自分が正しいと思い込んで、周りのいうことに、耳を貸さなくなるじゃない。

妖精魔

そこまで、行ったら、本当に、周りから浮くし、イタイ人になるよね。

訂正のきかない、妄想レベルよね。

妖精魔

妄想かー!確かに、訂正できないな。

まあ、そうなりたかったら、ご自由にどうぞ。

妖精魔

えー!そうなると、ポジティブにも、ネガティブにも、暴走しそう。

その先に、何が待っていると思う?

妖精魔

うーん、やっぱり、現状が破綻して、破滅するしかなくなるのかな?

そういうことよね。

妖精魔

破滅は嫌だな。

そう?破滅も、なかなかいいものよ。一回それまでの価値観をぶっ壊して、新たな何かを手に入れられるから。

妖精魔

えー!なるべく、破滅せずに、何かに気づきたいなあ。

ふふふ。まあ、それができるようになっていくのが、大人になるってことかしらね。

妖精魔

そうね。やってみる。

自分は本当にズレていないのか?

その後、私は、
いいことも、悪いことも、
自分が正しいと思い込んでないか?

違う価値観や、
視点の軸はないか?

そもそも、
その事実や考えに対して、
善悪をつける必要があるのか?
と考えるようになりました。

誰が、
これを正しいと、
決めたのか?

しかし、
そんなこと言っていたら、
そもそも法律は正しいのか?
という究極論になってしまうので、
ほどほどにしています。

ただ、
自分の価値観だけが、
善悪の基準に、
なってしまわないように、
気をつけて、
自分がズレていないか?
ということを、
意識するようになりました。

自分自身がズレているから周りがそう見えるのでは?

そうすると、
上から目線の、
自分の価値観を、
押し付けるような、
言動は減っていきました。

いや、
まだまだあるかもしれませんが、
無理矢理に、
正論を貫こうとするような、
頑なな態度は、
軟化していったような気がします。

もちろん、
時には毅然として、
立ち向かわないといけない、
何かもあります。

そういう時でも、
それは単なる、
自分のちっぽけなプライドを、
守るためだけではないか?
ということは、
自問自答します。

自分だけを守ろうとして、
自分が正しいと思うあまりに、
相手や、周りの、言い分を、
ないがしろにして、軽んじて、
正しくないと決めつけて、
ぞんざいに扱ってないか?

周りではなく、
一度自分を疑ってみる、
そういう心がけを、
するようになったのです。

自分はズレてないと思うことをやめる

自分のズレに気づく。

もしくは、
自分はズレてない、
と思っていることに、
気づく。

そうして、
平面的でなく、
立体的に、周りを見て、
感じることができるようになると、
ポジティブだと思っていたことが、
そうでもなかったり、
ネガティブだと思っていたことが、
大したことなかったり、
そういう、感覚的な、
変化が出てきました。

そうすると、
結構、周りのいろんなことが、
許せるのです。

そうして、
いろんなことが許せると、
自分もラクになるのです。

だから、
結局は、
ズレを調整するのは
自分のためだったと、
気付いたのです。

ニュートラルや中庸、
という言葉で、
置き換えることも、
できるでしょうか?

しかし、そうは言っても、
まだまだ、
ブレブレ、ズレズレ、
の私なので、
これからも、気をつけて、
修正していきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分のズレって、
なかなか気づきにくいですよね?

誰かから、
指摘されても、
そんなことないもーん、
自分は大丈夫だもーん、
自分は正しいもーん、
ツーン、
みたいな反応を、
ついついしてしまいがちです。

まあ、別に、
それはそれで、
生きていけるんですけどね。

そのほうが、
心地いい生き方を、
できる人は、
それでもいいかもしれません。

それですら、
良い悪いは、
ないのですから。

ズレに気づいて、
修正していく生き方が、
正しいとも、限りません。

ズレて、ズレて、ズレながら
どんどん突き進んで、
という生き方のほうが、
何か真実を掴める人も、
きっといるでしょう。

ただ、私自身は、
ズレに気づいて、
修正していく、
そういうあり方の方が、
合っているみたい、
ただそれだけのことです。

そんなこと言ったら、
何の気づきや、
教えもそうじゃないか!
となりますが、
今の自分にピンときたことだけ、
拾っていけば、
いいのではないでしょうか?

実際、私も、
そうしてます。

そして、
それは、
そう多くはありません。

なので、今回の話題も、
自分がいつも、
正しいと思い込み、
窮屈なあり方を、
感じている方には、
お役に立てるかもしれません。

もし
必要を感じている方が、
おられましたら、
ぜひ、試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!